前身たるSonicStage

懐かしくも感じるアプリケーション

先に紹介したx-アプリはあくまで現行稼動しているアプリケーションとなっており、当然それ以前にウォークマンのためのアプリケーションは存在していた。既にその歴史に幕を下ろしている『SonicStage』というものだ。

今でこそアプリケーションソフトとして前述のものが広く浸透し、更にその有効性も完全に証明されているが、このSonicStageが開発された当時はそれこそ便利といえるものだった事は間違いない。アプリケーションそのものが開発されたのは2001年と、日本が本格的にITに対して積極的な姿勢を見せ始めていた頃から開発されている。x-アプリから歴史を通してみると、実は思っていた以上に長く積み重ねられたものがあり、現在のx-アプリ開発までに紆余曲折あったことも伺わせる。

現在では完全に、ウォークマンを愛好している人にとってはx-アプリが始まりとなるわけだが、筆者はこのSonicStageがまだ稼動している時に対応機種となるウォークマンを購入しているため、一時的に利用していた経緯があった。そのためこちらに対しても少なからず愛着があるものの、様々な問題点などを解消するためには必要な経過だったんだということに我慢する、というのは建前だ。

ある時期からになるとSonicStage経由では音楽をインストールできないという状況になったこともあり、買い換えなければならないといった事態に苛まれるわけだが、それに関しても最新モデルとなるウォークマンに合わせて変化したためでもある。その後登場したx-アプリとSonicStageの違いを知ることになる。

具体的な違いとして

SonicStageとx-アプリの違いについて、ここで改めてみてみようと思う。そうする事でx-アプリというものがどのように改良された結果、生み出された物なのかを知ることが出来る。それは次の通りとなっている。

  x-アプリ Sonic Stage
使用できるコンテンツ ミュージック
LISMO ビデオクリップ
ビデオ
フォト
ポッドキャスト
ミュージック
LISMO ビデオクリップ
アーティストリンクの機能 × 一部タイプによって編集可能
ジャケット写真の自動取得 ×
おまかせチャンネル ×
moraサービスの利用 ×
歌詞ピタサービスの利用 ×
ソフトウェアの自動更新 ×

この表で見てもらうと分かるように、SonicStageとx-アプリでは大分使用できるコンテンツの多さが異なっていることが分かる。それだけ進化しているということなのだが、ただアプリケーションソフトとして有効に活用することが出来る分、危険な要素も含まれていたことを改めて認識しなければならない。

危険な要素とは

筆者がいう危険な点とはつまり、著作権に関する点だ。旧式のウォークマンを初期の頃は利用していたのだが、突如SonicStageを経由して、moraからダウンロードした音楽をインストールすることが出来なくなったことがあった。どうしたのかと調べてみると、その原因として挙げられたのが『著作権保護を確立した安全性を確認できなかったため』という、そんな警告文を見たとき、それまで普通に利用していたコンテンツが、実は無法地帯だった可能性が高かったということだ。勿論そうだとは言い切れない部分もあるが、盲点を突いて悪用していた人がいなかったとも言えないため、やはり解決策を模索されていたのかもしれない。その結果としてx-アプリ開発へと移っていったのかもしれない。