使い方を知ろう

概略から

x-アプリなどと大層な名前だなぁと思ったのも酷く懐かしく感じるところだが、現在まですっかりお世話になっているためあまり悪口を言えるような立場でもないため、その点は良いとしよう。ただかつてソニーのmora経由で音楽をダウンリードすることが出来るアプリケーションは他にあった。x-アプリとはその後継となるわけだが、それまで多数のバージョンアップを繰り返していった中で、最終的なバージョンをベースに開発されたのが、同アプリケーションとなっている。

簡単に説明すると、このアプリケーションが本格的に導入されたのは2009年10月7日に提供が開始され、ウォークマン専用の転送ソフトとして普及していった。新しく対応可能となった機能として、

  • ・Windows7への正式対応
  • ・2010年以降に発売されたウォークマンへの正式対応
  • ・複数のアプリケーションを使用しなければ対応できなかった動画・画像などの管理や転送が一括操作することが出来るようになった
  • ・対応機種のみ歌詞ピタ・ちょい聴きmoraが機能サポート
  • ・ソフトウェア、ならびに接続機器の自動アップデート確認機能搭載

このような機能が本格的に搭載されるようになる。ただアプリケーションが高性能となればなるほど当然副作用がもたらされることになる。筆者は当時デジタルデータ変換対応ウォークマンの中でも、かなり旧いスティックタイプを使用していたのだが、アプリケーションが新しくなったためにデータを取り込めなくなってしまうなどの弊害が発生してしまった。その際に『著作権上の問題』というテロップが流れたときは、意外とそういうところまでキチンと対応して開発されているんだなぁと、大手ならではの配慮を思い知ることとなる。

その後答辞で言うならまだ新しいモデルだったウォークマンを購入して、本格的に先に紹介した機能の一部と、x-アプリの利用が主流となっていった。そうして音楽を取り込んでいくわけだが、このx-アプリでは主に2種類の方法で音楽をデジタルデータとしてウォークマンに搭載することになる。

CDからのインストール

音楽の取り込み方の代表格として古典的とも言えるが、定番となっているやり方が『CDから音源をパソコン上に取り込む』ことだ。この際もx-アプリを利用することによって、アプリの中で一元的に音楽データを管理することになる。パソコンに有線・無線で接続された機器へとデジタルデータとして変換された音楽が転送されることによって、インストールが完了すればその後ウォークマンのイヤホンを通じて聴く事が出来るようになる。とてもシンプルな方法であり、分かりやすく誰もがしているだろう音楽の取り込み方だ。

moraサイトからのダウンロード

今時CDなんて買うのは古すぎる、別に特典なんて要らないから音源だけあれば良いと考えている人もいる。筆者はどちらかといえば先のCDの取り込みと、こちらのダウンロードサイトを経由して音楽を購入してのインストール、どちらも利用している。人によっては完全にダウンロードサイトへと切り替えている人もいるかもしれないが、CD単体を購入しなくてもいいというのであればこちらで十分事足りる。moraサイトにアクセスし、欲しい商品を商品カートに入れて購入手続をすれば、簡単に聴く事が出来る。但し、事前にサイトを使用するために必要なアカウント登録などを済ませていなければ利用できないため、その点をお忘れなく。

ダウンロードの利点として

CDではなく、どうしてダウンロードという音楽の手に入れ方に傾倒してしまうのかと、そんな疑問を感じる人もいるだろう。この方法についての利点として挙げられるのは、『自分が欲しい楽曲だけを購入することが出来る』という点に、その理由が集約されている。CDを購入するとA面以外のカップリング曲もついてくる、好きなアーティストなどであれば問題ないが、カップリング曲までそれが本当にスキかどうかはかなり微妙なところだ。この曲だけ買えればそれで良いと言う場合には個別購入が可能となっているため、そうすれば余計な曲を購入しなくても済む。

音楽業界のことを考えると正直かなりの数を購入されないとまともな収入にならないのは明白なわけだが、利便性を追求したがために開発された技術をいまさらないものとして扱っていくのは難しい。色々と釣り合いが取れていなければならないが、今の時代はそうしたバランスを調整するのが本当に難しいところだ。